京野菜レシピ

下記から調理したい京野菜を選んでください。
 
 シャレたものはありませんが、実際に上鳥羽で昔から料理されているものを紹介しています。(昔から料理していないのもありますが・・・)
簡単で単純ですが、素材の味が生きておいしい・・・・かと。。
 

 
1

九条ねぎを使ったレシピ

 

九条ねぎをたっぷり使った・・・かしわのすき焼き
九条ねぎをたっぷり使ったねぎ焼き
九条ねぎのサッパリ焼肉
九条ねぎと鱧を炊きもってたべるやつ

 
 2

みず菜・壬生菜を使ったレシピ

 

みず菜をたっぷり使ったハリハリ鍋
切葉の炊いたん
壬生菜とブリを炊きもってたべるやつ

 
 3

金時人参を使ったレシピ

 

金時人参を使った粕汁
金時人参を使ったかやくご飯
頭芋と金時人参で京雑煮

 
 4

その他の京野菜を使ったレシピ

 

分葱のてっぱい
ずいきの炊いたん

 
 5

身体に効く野菜

上鳥羽産の京野菜がとても身体に良いことをお伝えします!
 

 

九条ねぎを使ったレシピ

九条ねぎをたっぷり使った・・・かしわのすき焼き

 材料
 ・鶏肉・・・・600g~800g
 ・九条ねぎ・・・・4束(本当は多いほどおいしい。)
 ・生椎茸・・・・1パック
 ・糸こんにゃく・・・・一袋
 ・やき麩・・・・好きなだけ
 他にも・・・  芹や慈姑があれば、なお良し!(^^)!

  • ①おなべに慈姑をひたひたの水から煮ます。(薄切りに)

    ②煮立ってきたら鶏肉、焼き豆腐、こんにゃくをいれ、砂糖、しょうゆで下味をつけます。


    ③味が少ししみてきたらねぎと焼き麩・・芹を入れます。


    ④ここでもう一度お味をみて、お好みの分量、砂糖しょうゆで味を整えます。

  •  

    ⑤蓋をして、九条ねぎがしんなりしてきたら出来上がり。

九条ねぎをたっぷり使った・・・ねぎ焼き

材料(2枚分)
・お好み焼き粉・・・小麦粉でやる場合は、山芋と卵とダシ
・九条ねぎ・・・500g
・豚肉・・・100g(多いほどいいかと・・・)
・天かす・・・適量(多いほどいいかと・・・)
・鰹節(削り)・・・適量
・卵・・・2個
今回は使ってませんが、紅しょうがやキムチなどもおいしいです。。

  • ①お好み焼き粉を練り、生地を作る。

     


    ②熱したホットプレートに油をひき、生地をうすく流す。その上に鰹節(削り)を…。

     

  • ③すかさず、刻んだ九条ねぎを大量に・・・。空いているところで豚肉を少し焼いておきます。


    ④豚肉をのせ、天かすをのせ、九条ねぎの山の真ん中にくぼみを作って卵を割ります。
  •  

    ⑤生地を上からかけて、つなぎに・・・。

     

    ⑥後は、裏返したり・・・戻したり・・・・。

九条ねぎを使ったタレで・・・サッパリ焼肉

材料
・九条ねぎ・・・3束(600g)
・牛肉・・・300g
・ピーマン・・・2個   
・たれ・・・醤油・酢  各1/3カップ
        酒  大さじ2
        白ゴマ・みじん切り葱 各大さじ2
        みじん切りしょうが  小さじ2
        おろしにんにく     小さじ1
        ごま油         小さじ1.5
        こしょう        少々

  • ①ねぎを5センチぐらいに切る。

     

    ②ピーマンをスライスにしておく。

     

    ③タレをあわせる。

     

    ④フライパンを熱し油をひいて強火でねぎに焦げ目がつくまで塩コショウで炒める。皿に盛っておく。

     

    ⑤牛肉を食べやすい大きさに切り炒め火が通る直前にピーマンを入れ火が通ったらねぎの上に盛る。

     

    ⑥食べる前にタレをかけて出来上がり。

九条ねぎをたっぷり・・・鱧と炊きもってたべるやつ

材料
・九条ねぎ・・・・多けりゃ多いほどいい。。5cm程度に切っておく。。
・鱧・・・・食べやすい大きさに。。
・イカ・・・・お好きな量を食べやすい大きさに。。
・ゴボウ天・・・・数本を食べやすい大きさに。。   

  • ①鍋にだし汁を入れる。

     

    ②グツグツいいだしたら、食べやすい大きさに切った鱧を入れる

     

    ③続けて、イカ・・・・。

     

    ④続けて、5cmほどの大きさに切った九条ねぎを鍋から溢れんばかりに入れる。

     

    ⑤醤油を適当量。。うまみ調味料を微量。。

     

    ⑥蓋をして、九条ねぎがしんなりなったら出来上がり。

 

みず菜・壬生菜を使ったレシピ

大株みず菜をたっぷり使った・・・ハリハリ鍋

材料(3人分)
・みず菜・・・ありったけ
・豚肉・・・300g
・白菜・・・1/4カット
・えのき・・・1束
・しいたけ・・・1パック
・だし汁・・・なべ半分ぐらい
・ぽん酢
・大根おろし、刻み(九条)ねぎ、七味

  • ①材料を食べやすい大きさに切る。(みず菜は5センチぐらいに切る)

    ②だし汁を煮立て 白菜、椎茸、えのきを入れる。

    ③みず菜を入れ豚肉を上にのせふたをする。

    ④豚肉に火が通ったら出来上がり。(みず菜はしゃきしゃきしている状態で食べてください)

    ⑤ぽん酢に大根おろしねぎなどの薬味をいれる。

京都でみず菜といえば・・・切葉の炊いたん

材料
・みず菜(切葉)
・おあげ(油揚げ)・・・2枚
・だし・・・約1.5カップ
・みりん、砂糖、醤油

  • ①みず菜をきれいに洗い根元を切り、3~4cmの長さに切る。
  •  

    ②おあげを熱湯にかけ油抜きをし、短冊切りにする。

  •  

    ③みず菜とおあげをを鍋に入れ、だし汁をひたひたに加え、みりん大さじ1、砂糖少々、醤油大さじ2で味付けし、さっと煮る。

壬生菜をたっぷり使った・・・ブリと炊きもって食べるやつ

材料
・壬生菜(丸葉)・・・ありったけ
・ブリ・・・人数分を好きなだけ
・ゴボ天・・・4本~5本
・だし・・・約1.5カップ(昆布と鰹)
・卵・・・お好みで・・・
・醤油とうまみ調味料

  • だしを鍋で作っておき・・・(だし→昆布とダシの素)

  •  

  • 鍋にだしを入れ、火をつける。

    ③そこに、ブリとゴボウ天を入れ、煮立てる。


  • ④そして、5cm程度に切った壬生菜を入れて・・・・


  • ⑤醤油(2~3回鍋の上を回す程度・・・)+うまみ調味料(好みで)

    ⑥蓋をして、壬生菜がしんなりなれば完成。お好みで卵を割っても美味しいのです。。

 

金時人参を使ったレシピ

金時人参をたっぷり使った・・・粕汁(酒の粕)

材料
・金時人参・・・1本~2本
・大根・・・1/2本
・豚肉・・・100g
・酒粕・・・
・お揚げ・・・2枚~1/2枚(適量)
・チクワ・・・1本~2本
・ダシ昆布・・・適量(材料の量は鍋の大きさにもよりますので、各自調節されることをお勧めします。ちなみに私の家では大鍋です。)

  • 鍋半分程度に水を入れ、酒粕と昆布をつけておきます。

  •  

  • 金時人参・大根は短冊切りに・・・。お揚げは一口大に・・・。

  • チクワを輪切りに・・・。おつゆなので全て薄めに切っておきます。

    酒粕が箸でほぐれる程度に柔らかくなれば火にかけ、②の具材を全て入れます。


  • 煮立ったら豚肉を入れ、さらに煮ます。


  • お醤油を適量足し、さらに煮てできあがり

京人参の香り豊かな・・・かやくごはん

材料
・金時人参・・・1/2本
・ゴボウ・・・1/2本
・お揚げ・・・1枚
・かしわ(鶏肉)・・・30g
・薬味・・・九条ねぎや紅しょうが等

  • ゴボウをささがきにし、水につけアクを抜く。


  • ②金時人参をみじん切りにし、かしわ・お揚げも細かく刻んでおく。

  • ③ボールに刻んだかしわ・お揚げを入れ、みりん・お酒を各大さじ3、薄口醤油を大さじ6入れ15分ほど漬けておく。


  • ④ご飯をかし、水を少なめにし(4合炊きにする程度か?)、中にゴボウ・金時人参・③を入れて・・・・、普段どおりに炊き上げて出来上がり。

頭芋と金時人参で・・・京雑煮

材料
・金時人参・・・1本
・頭芋・・・人数分、または一つをザク切り
・雑煮大根・・・1本
・丸もち・・・人数分
・白味噌、鰹節など

  • 雑煮大根は、薄く輪切りに・・・・。頭芋は、皮を厚めに切って・・・皮は思いっきりザックリ切ってやってください。頭芋は湯がいておきます


  • ②水に、だしコブと鰹を入れ、頭芋と雑煮大根、そして(ここから登場しましたが、金時人参も・・・)入れて火にかけます。



  • ③グツグツといい出してきたら、コブを取り出し、火を弱める。そして、丸餅を入れます。。


  • ④中火のまま、白味噌をとぎ・・・・・・。

    ⑤うまみ調味料・・・を入れて完成です。

 

その他の京野菜を使ったレシピ

春の訪れを感じさせる・・・分葱のてっぱい

材料
・分葱(わけぎ)・・・3束(約500g)
・いか・・・1ぱい
・おあげ・・・1枚
・白味噌・・・10g
・さとう・・・大さじ1杯
・すりゴマ・・・お好み
・酢・・・20cc

  • ①おあげを火であぶり、焦げ目を軽くつける。
  • 分葱を湯がき、よく水切りをする。(布巾で包み込み思いっきりしぼること)

     

  • ③いかを茹でる。

     

  • ④ ①・②・③をそれぞれ5cmぐらいに食べやすい大きさに切っておく。

     

  • ⑤さとう・白味噌・すりゴマ・酢を合わせて④と合わせる。

  •  

    *分葱から水がでるのでよく絞ること
    *時間が経つと水分が出てくるので、食べる直前に和えること

頭芋の茎を食べる・・・ずいきの炊いたん

材料
・ずいき・・・数本
・小芋・・・ずいきについている小芋を使います。
・生姜

  • ずいきの5cm程度に切り、小芋もそうじしておく。

     

  • ②小芋を鍋に入れ、小芋が浸される程度に水を入れる。

     

  • ③火をつけ、煮立たせる。

     

  • ④煮立ったら、ずいきを入れ、ダシの素・みりん大さじ1(?)醤油大さじ3~4(?)

     

  • ⑤蓋をしめ、炊く。。

     

  • ⑥小鉢によそい、摩り下ろしたしょうがをのせてできあがり。。

  •  

    だしじゃこでダシをとると、なお美味しいとのこと・・・。

 

条ねぎを食べると身体が温まる!!
条ねぎの香りで食欲増進!!

  • ねぎには白ねぎ(根深ねぎ)と青ねぎ(葉ねぎ)に分類されることはご存知でしょう。
    青いの部分は緑黄色野菜で白い部分は淡白野菜に分類され、それぞれ栄養分が違います。
  •  
  • 青い部分には?
  •  βカロチンが豊富!・・・βカロチンは体内でビタミンAに変化します。ビタミンAは目や皮膚また、髪の健康を守るという作用があります。また、ビタミンAをとることは鼻や喉、気管支の粘膜を保護することになり、進入してくるウイルスから身体を防御し風邪等を予防します。
     
  • 白い部分には?
  •  ビタミンCが摂れる!・・・肌の健康を保持し、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めるといわれています。ビタミンCは熱や水にあまり強くないので、薬味で使用すればそのまま摂取できます。
  •  
  • ねぎパワーの源!
  •  硫化アリル!!・・・ねぎ独特のにおいの成分は硫化アリルと呼ばれるもので、体温の上昇に効果があり、脂肪の燃焼を助ける。また、その独特のにおいは食欲を増進させ、、きざみたてのねぎを薬味に使用することで一段と効果を発揮します。
  • ビタミンB1の吸収率を高める作用がある・・・脳の活性化を促すビタミンB1は肉から摂るのが効果的、すなわち、ねぎは肉と相性ばっちりというわけです。
  •    エネルギー
    (kcal)
     βカロテン
    (μg)
     ビタミンC
    (mg)
     ビタミンE
    (mg)
    カルシウム
    (mg)
    鉄分
    (mg)
     京菜ーゆでー 23 1300 55 1.8 210 2.1
    京菜ーゆでー 22 1700 19 1.3 200 2.0
    京菜ー塩漬けー 27 1100 47 1.1 200 1.3
  • ※「京菜」となっていますが、関東ではみず菜・壬生菜を「京菜」と呼んでいるようです。関西では「みず菜(切葉)」「壬生菜(丸葉)」です。
    ちなみに京都では塩漬けにするなら壬生菜です。独特の辛味があり、最高です。みず菜でも間引いたものをすると柔らかくおいしいですよ。
    上の表はあくまでも参考であり、「上鳥羽産」のみず菜ではありませんし、京都産に限られるものでもありません。科学技術庁資源調査会の標準成分表から引用しています。

ず菜を食べて丈夫な歯・骨を育てましょう!!
ず菜
ビタミン・ミネラル万能野菜なのです!!

  • 女性にお勧めの京野菜!・・・βカロチン(ビタミンA)・ビタミンCが豊富な緑黄色野菜です。βカロチンは目や皮膚また、髪の健康を守ります。ビタミンCは肌の健康を守ります。すなわち、みず菜は女性に食べていただきたい食材なのです。また、これだけがビタミンの効果ではありません。寒い冬に向けて身体に抵抗力を養うことができます。鍋に入れて食べると身体が温まるとともに風邪も引きにくくなるでしょう。


     心筋梗塞・動脈硬化・ガンの予防に??・・・みず菜にはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは過酸化脂質を取り除く効果があるといわれています。過酸化脂質とは細胞膜などに含まれている不飽和脂肪酸が古くなってできるもので血管に張り付き動脈硬化、心筋梗塞の原因になります。また、細胞を破壊することでガンを発生させることもあります。そんな恐い過酸化脂質を取り除く(生成を遅らせる)効果があるのがビタミンEなのです。ビタミンEはビタミンCとともに摂取することでその効果も上がるといわれています。
    また、ビタミンEが不足すると血行が悪くなり冷え性、肩こり、頭痛などの症状になります。

     カルシウム不足を解消!・・・みず菜にはカルシウムが多く含まれています。カルシウムは骨や歯を作るのに欠くことができない大切なミネラルです。歯と骨の成長を助け、成長期のお子様には欠かせません。また、不足すれば骨・歯の質が悪くなり、腰痛・肩こりの原因にもなり骨粗鬆症の恐れもでてきます。どの年代の人にも本当に大切なミネラルなのです。ビタミンDともに摂取することで吸収率も高まるといわれています。
  •    エネルギー
    (kcal)
     βカロテン
    (μg)
     ビタミンC
    (mg)
     ビタミンE
    (mg)
    カルシウム
    (mg)
    鉄分
    (mg)
     京菜ーゆでー 23 1300 55 1.8 210 2.1
    京菜ーゆでー 22 1700 19 1.3 200 2.0
    京菜ー塩漬けー 27 1100 47 1.1 200 1.3
  • ※「京菜」となっていますが、関東ではみず菜・壬生菜を「京菜」と呼んでいるようです。関西では「みず菜(切葉)」「壬生菜(丸葉)」です。
    ちなみに京都では塩漬けにするなら壬生菜です。独特の辛味があり、最高です。みず菜でも間引いたものをすると柔らかくおいしいですよ。
    上の表はあくまでも参考であり、「上鳥羽産」のみず菜ではありませんし、京都産に限られるものでもありません。科学技術庁資源調査会の標準成分表から引用しています。
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人参の赤みは今注目のリコピン!!

人参ガンや動脈硬化の予防を!!

  • 生活習慣病の予防!ガンの予防に!・・・人参でまず思い浮かぶ栄養分はβカロテンです。しかし、金時人参にはβカロテン以上に効果があるといわれているものが含まれています。それが、金時人参独特の赤みを作り出している色素・リコピンです。ガンや動脈硬化などの生活習慣病の原因、また老化促進の原因は活性酸素であると考えられています。その活性酸素を除去する作用(抗酸化作用)がリコピンにはあるのです。その抗酸化作用がビタミンEの100倍!βカロテンの2倍!といわれています。
    上鳥羽産では金時人参の葉付きもあります!・・・人参そのものよりビタミンCやカルシウムなどのミネラルが豊富とされる人参葉。人参の間引きを人参葉として出荷されている生産者もおられますし、人参葉として栽培されている生産者もおられます。いずれも人参が土中で生長する前の段階で収穫、出荷されています。人参葉はおひたしや天ぷらにすればおいしく食べられます。
     
    また、上鳥羽産金時人参の生産者の中には葉付きのまま出荷されている方も多くおられます。機会があれば是非。。
    ビタミン・ミネラルも豊富です!・・・金時人参はリコピンだけが特徴ではなく、一般の西洋人参より劣りますがβカロテン、またビタミンCが豊富に含まれています。カルシウム・鉄分などのミネラルは西洋人参よりも多く含まれていますので、美容にも骨作りにも欠かせない緑黄色野菜の代表格です!
  •    エネルギー
    (kcal)
     βカロテン
    (μg)
     ビタミンC
    (mg)
    カルシウム
    (mg)
     鉄分
    (mg)
      金時人参ー根ー皮付きー生 44 5000 8 37 0.4
      にんじんー根ー皮付きー生 37 9100 4 28 0.2
      にんじんー葉ー生 18 1700 22 92 0.9
  • <参考>(科学技術庁 資源調査会編  五訂日本食品標準成分表より)
  • ※比較しやすいように生・皮付きを引用しました。
  • リコピンの量がわからなく残念です。

    上の表はあくまでも参考であり、「上鳥羽産」の金時人参・人参葉ではありませんし、京都産に限られるものでもありません。科学技術庁資源調査会の標準成分表から引用しています。
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